暗黒エネルギー脈動原理の物理が万物の幾何学を解明した。その概念を表わす万物の方程式に挑戦する。一般相対性理論の厳密解の一つであるフリードマン方程式において、正・負エネルギーの存在を認めて、エネルギー密度とエネルギー圧力の和がゼロであると設定すると、重力方程式は宇宙規模の空間が膨張・収縮(脈動)する方程式になると説明されている。さらに、重力方程式の宇宙定数をゼロと仮定すると、宇宙項のない重力方程式となる。さらに、量子力学の波動方程式のエネルギー総和がゼロと仮定すると、組み込んだ波動方程式の影響しない重力方程式が実現する。ここに示した万物の方程式の候補は、フリードマン方程式の部分によって宇宙規模の脈動を表し、波動方程式の部分によって量子力学を表している。
| 目次 |
| はじめに |
| 発見の18年前に暗黒エネルギーの存在を予言 |
| 素粒子脈動原理の仮説と暗黒エネルギーの相関 |
| 第1章 万物の幾何学 |
| 1) 万物の幾何学 |
| 万物の幾何学 |
| 2) 万物の幾何学 図説 |
| 3) アインシュタインが未完に終わった統一場理論 |
| 第2章 万物の方程式 |
| 万物の方程式 |
| 万物の方程式 図 |
| 1) 量子重力方程式 |
| 2) 量子重力理論の方程式 |
| 3) 量子重力方程式 図説 |
| 4) 暗黒エネルギー脈動原理が量子重力理論を実現 |
| 第3章 素粒子脈動原理 |
| [1] 素粒子脈動原理の概要 |
| [2] 「素粒子脈動原理」の仮説。(1980年発表の原文) |
| [3] 素粒子が超高速で脈動しているエネルギーの塊であると仮定する根拠。 |
| [4] 素粒子脈動原理の行程別特性表 |
| 第4章 暗黒エネルギー脈動原理 |
| [1] 宇宙の加速膨張の発見により1998年に検証された暗黒エネルギー |
| [3] 暗黒エネルギーに関する情報、 |
| [2] 素粒子脈動原理の仮説と暗黒エネルギー脈動原理 |
| [4] 暗黒エネルギーの有力候補を提示。 |
| [5] 4次元空間に実在する暗黒エネルギー |
| [6] 暗黒エネルギーの脈動による素粒子質量の発生機構 |
| [7] 暗黒エネルギーの脈動は超対称性を現す |
| [8] 暗黒エネルギーが真空空間のエネルギーと等価となる機構。 |
| [9] 暗黒エネルギーとヒッグス場。 |
| 10) 他の暗黒エネルギーの物理 |
| おわりに |
| おわりに |
| 暗黒エネルギー・シリーズ |
| 参考資料・文献 |
| 筆者略歴 |
| 奥付 |
| 奥付 |