エムズ日記 2015年11月1日 日韓関係

エムズ日記 2015年11月1日 日韓関係

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最終更新日 2015年11月01日
ページ数 PDF:4ページ
内容紹介

日韓関係が友好的になるのは、まだ当分の間難しいと感じます。日本は、長い間、韓国を含めた東洋の国を見下す心理があったと思います。それはプライドの高い韓国の国民にとって、屈辱的な印象を強く受けてきたように感じます。しかも韓国は戦後から今日に至るまで、国を挙げて日本に対する対抗心を植え付けてきたように見えます。
『日本に勝ちたい』という意識は『日本の位置を落としたい』となり、『日本を貶めたい』となり、近年はそれが目的になっていると感じます。そのため、欺瞞が加えられているように見られます。
韓国の政府が日本に対する対抗心を国民に植え付け、その国民の票を得るために、政治家は日本と対立する姿勢を示し、それによって国民が日本に対する敵愾心を強めるという循環ができていると思います。
 そういう環を断つことは相当に難しいと思います。アメリカとしては、日韓連携にはあまり期待しないほうがいいと思います。
 朝鮮半島有事となれば、日韓両国の利害に共通する点が多々あるでしょうから、国民感情に関わらず連携すると思います。ただ中国が関わる問題では、韓国の協力はあまり望めないと思います。韓国経済は中国との結びつきが強く、それが大きく変わることはまだ当分ないと思います。
日韓の連携を促すよりも、日米、米韓、それぞれの関係強化を進めたほうがいいように思います。
また日本からすると、日韓関係がある程度友好的になっても、大きなメリットがあるというわけではないかもしれません。
新興国の産業がさらに発展してくると、それに対抗するために日韓の企業が事業提携することがあるかもしれません。ただ現状では、日本企業と韓国企業は競合相手となることが多いように思います。日本国内市場においても、世界市場においても、です。
 韓国は経済においても日本を強く意識していますので、日本から市場を奪うことに力を注ぐことと思います。

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日韓関係