『日本は先進国ぶって、ずっと韓国を見下してきた』そのような思いを抱いている韓国国民は少なくないように見られます。
実際日本人には、西洋の先進国に対してはへりくだり、東洋の国を見下す心理があると思います。韓国の国民の多くが、『日本から見下されている』と感じているのは、日本人の多くに韓国を格下に見ている心理があり、それを感じ取っていることが要因の一つだと思います。
『西洋の国は日本より格上であり、東洋の国は日本より格下である』そういうイメージを抱いていることを、自覚している日本人も少なくないと思います。
ただそのようなイメージを抱いているのは、日本に限ったことではないと思います。
韓国人は自民族に対するプライドが高く、それによって先進国には卑屈になりやすいと共に、何かにつけて他国を下に見たがる心理が働く傾向があると思います。
殊に日本に関しては、過去に感じた屈辱が根強く、それが劣等感になり、また隣国ということで対抗心があるため『日本を貶めよう』とする傾向があると感じます。しかし『貶める』ことが目的となっているため、欺瞞が介在していることは確かだと思います。ただ人間は自己の行動を正当化するため、無意識に欺瞞を真実だと思いこんでしまうことが、非常に多いものだと思います。
先の大戦では、『日本は“悪”だった』というイメージを持っている日本国民も多いと思います。しかし近年、中国と韓国から批判されることで、無意識にそれに反撥し、自己弁護する心理が強まることで、イメージが薄らいできている感があります。
東京裁判が公正とは言えなかったこともあって、日本国民は自分たちで戦争犯罪を裁こうという意識がほぼゼロに近くなり、『国民すべてが戦争の被害者だ』という意識が強くなり、それは今日まで続いていると感じます。
それを韓国の国民は感じ取っているため、被害者として反感を抱き、反日意識を高める要因の一つになっていると思います。
日本人と韓国人の感情 |