状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2015年10月05日 |
ページ数 | PDF:3ページ |
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わたしは父母との縁が薄かった。それはまた、現実の故郷とも縁がなかったことをも意味する。だが、「ふるさと」とは、現実に存在する土地だけを意味するものだろうか? いや、わたしはそれのみを「故郷」とは思わない。わたしの友人、そしてわたしを支えてくれた多くの友人、また家族。もしかしたらわたしの記憶そのものが「故郷」ではないだろうか? このエッセイは、いわばわたしの「故郷論」である。