エムズ日記 見限るとき

エムズ日記 見限るとき

状態 完成
最終更新日 2015年10月21日
ページ数 PDF:3ページ
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内容紹介

軽減税率に関する事柄を見聞きするために、新聞に対する信頼が薄らぎます。
インターネットが普及する前とくらべて、これからの時代は、新聞に軽減税率を導入しても、新聞業界に対するメリットはそれほど大きくないと思います。これからもインターネットの活用が進んでいくと思われます。

 実際、新聞に軽減税率を導入している欧米でも、活字離れが進んでいると聞きます。そうなると、『活字文化を守るため』という目的のために、『軽減税率を導入するべき』という主張は、論理的に整合しないと思います。

それでも軽減税率の導入のために各新聞社は、ありとあらゆる手を尽くしているようにみられます。
正直な印象はとてもあさましいものを感じます。その様子を目にするたびに、とても嫌な気持ちになります。
ただ新聞業界で軽減税率の導入に必死になっている人たちも人間ですので、批判されるといい気持はしないと思いますし、むしろ反撥するだろうと思います。

また私が軽減税率に反対しているので、それを推し進めようという働きかけ対して、条件反射的に好ましい印象を抱かないのだろうと思います。
ただやはり新聞業界が軽減税率の導入を目指す論調は、報道機関としても言論機関としても、あまりにも国民に対して真摯さにかけると思います。極めて不誠実だと思います。

消費税はあくまでも単一税率にして、新聞だけを特別に非課税にするように主張してくれたら、こんなに軽蔑せずに済むのにと思います。
軽減税率に関する新聞業界について、私は心底軽蔑します。ただ軽減税率に対する新聞業界の対応がかわることは、おそらくないと思います。
とても残念です。

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