社会学作家・響堂雪乃と世界絶賛のストリートアーティスト・281_Anti Nukeによるコラボレーション(論集+画集)が実現。言論と画像の対置はここにジェネシス(高次意識の発生)の装置として完成を見たのだ。
(目次より) これが現実である / 原発事故に打つ手などない / 算数で未来を考える / 透明な内戦状態 / 外国の目に映るもの / 小さい生命たちが蹂躙されている / これを現実感覚の喪失と言う / 文芸など何の意味も成さない時代 / 今世紀最大の国家犯罪になる / 支配の文法が広がる / 国家は権利を無効にしたい / 原子力複合体という巨獣 / 企業も事態を理解していない / 経済という現実を見る / 国の在り方を比べれば / ヒトゴロシが野放しではないか / 国民なんてどうなってもいい / 原発事故を階級問題から捉える / 腐朽官僚制度が国民を喰らう / なぜ国家は汚染を認めないのか / 関係性の崩壊という悪夢 他
(*紙書籍版はアマゾンおよび全国の書店で発売中)
まえがき |
第1章 究極のリアリティ |
これが現実である |
原発事故に打つ手などない |
算数で未来を考える |
透明な内戦状態 |
外国の目に映るもの |
小さい生命たちが蹂躙されている |
どちらを信じるべきなのか |
これを現実感覚の喪失と言う |
文芸など何の意味も成さない時代 |
今世紀最大の国家犯罪になる |
支配の文法が広がる |
国家は権利を無効にしたい |
原子力複合体という巨獣 |
企業も事態を理解していない |
経済という現実を見る |
国の在り方を比べれば |
ヒトゴロシが野放しではないか |
国民なんてどうなってもいい |
原発事故を階級問題から捉える |
腐朽官僚制度が国民を喰らう |
関係性の崩壊という悪夢 |
なぜ国家は汚染を認めないのか |
第2章 意識が解体される |
無教養に付け入るというやり方 |
「民」とは目を潰された奴隷を意味する |
ジャーナリズムは廃語になった |
「精神のない専門人」の出現 |
メディアが思考麻痺を仕掛ける |
穴だらけの論理に騙されるな |
意識操作の方法論を知ること |
テレビは人倫を失った |
バラエティが国民精神を作る |
真実を語る者などいない |
政治家とマスコミが宴会をする国 |
論点がすり替えられている |
この矛盾を誰も説明できない |
報道がファナティシズムを加速させる |
若者の生命が宣伝に利用された |
なぜ新聞は「知性の売春婦」と言われるのか |
前向き思考で死んではならない |
我々は「象徴に操作される存在」である |
愚かな国民などスポーツで誤魔化せばよい |
暗黒の歴史を繰り返そうとしている |
それでも新聞テレビを信じるのか |
官吏は息を吐くように嘘をつく |
文化の死滅は時代の反映なのだ |
コミュニケーションを諦めること |
近頃の本屋が気持ち悪い理由 |
政治の道具としての憎悪 |
「読み解く知性の欠損」という問題 |
第3章 言葉の灰の時代に |
矛盾によって支配されている |
虚言が横行する社会になった |
綺麗事に騙されてはならない |
この国にはナチ的な精神風土がある |
与党もない、野党もない、議会もない |
未来の徴候を語法に見る |
人も社会も言葉から狂う |
子どもたちはどのような状態にあるのか |
感情の喪失は人間性の喪失である |
権力が文法を支配する |
どれほど狂っているかが分からない |
なぜ闘争が生じないのか |
悪ではなく愚によって滅びる |
叛逆するほどの知性もないと舐められている |
真理は全体である |
まず自分を疑うこと |
非文明化するニホン |
感情喪失は原発事故より恐ろしい |
大衆は自由から逃走する |
強制的同一化の闇が社会を覆う |
表現する言葉がないほどの暗愚 |
悲劇に無関心である理由 |
巨大災禍をもたらす心理作用 |
存在しているのではなく 所有されているのである |
ニホン人は統合失調症者の群れと化した |
成熟を拒む民族 |
思考を諦めてはならない |
第4章 未来を語るならば |
暗黒法が意味すること |
原発事故が弾圧政府を生んだ |
逆ユートピアの現出 |
自然が死ぬ時は人間も死ぬ |
世界が怒りに震える日 |
国士が聞いてあきれる |
右翼は何をやっているのか |
未来があるという幻想 |
一発の地震で全てが終わる |
人間であることの終焉 |
もともと国家とは資本の道具に過ぎない |
家産国家は国民を見捨てる |
人生の文脈が変わったことに気付こう |
文明が崩壊する原理 |
狂人国を目指す1億人 |
破局の歴史を再現している |
世界は助けてくれない |
国はにきびのように簡単に潰れる |
アンドロイドは電気羊の夢を見るか |
一国の政治という枠組みで捉えてはいけない |
歴史の原則を知ること |
心理的な奴隷状態 |
つまり国家は消失したのだ |
沈黙は悪の共犯である |
参考文献 |
奥付 |
試し読み |