旧パブーとの変更点や現時点での工事中の機能について

平素はパブーをご利用頂き、誠にありがとうございます。
2020年3月30日、パブーはシステムリニューアルを行い、β版をリリースしました。

今回のリニューアルでは大幅な機能削減と追加を行いました。
また、30日時点ではまだ工事中の機能を多く含む状態ですので、まずは今回のリニューアルによって変わった点をお知らせさせていただきます。

工事中部分は随時更新しております。

PDFアップロードやダウンロード数カウント機能などは使えるようになりました!

追加された機能

タテ書きの電子書籍

長く要望のあった機能です。
今回、大幅なエディタの変更を行うことによって実現いたしました。

「本の基本情報」のページで文字方向を設定後、電子書籍データを作成することで、縦書きのEPUBファイルが作成されます。

なお、A4のPDFで縦書きは見にくいかと思ったので、EPUBと同時に作られるPDFは横書きのみとなっております。

紙の本の出版機能

今回、一番オススメなのがこの紙の本の出版機能です。
パブー内のエディタで文字を打つだけで、紙の本が出版できます。

「紙の本をAmazonで販売」のメニュー内にあるボタンを押すだけで、印刷用のデータが自動で作られます。本のサイズは四六版となっております。

モリサワフォントを使用

最高の書籍を作るため、モリサワフォントの契約をしました。
また、組版のための雛形は組版を専門としているデザイナーさんにお願いをしました。
さらに、作品によってゴシック体、明朝体の2種類を選ぶことができます。

紙の本の出版機能はこれからどんどんアップデートしていきます。
ぜひ、「自分の本がAmazonから送られてきた感動」を一人でも多くの方に味わってほしいと思っています。

削減した機能

書籍の評価機能

パブーが目指すのは著者様の創作活動を応援するプラットフォームであることです。
その目指す先には、良いものを良いと言い合う機能があるのが望ましいと考えています。

旧パブーの評価機能は、良い評価も悪い評価もできてしまうため、廃止といたしました。
これに変わり、いいね!機能が近く実装されます。

連載機能

残念ながら、使われている方が少ないため、今回削除いたしました。
おそらく、この10年の間にメールマガジンやオンラインサロン、有料のnoteなどを使われる方が増えたためかと思われます。

自動的に書籍の内容を公開する連載機能はなくなるものの、読者に書籍の更新をお知らせする機能は残しますので、連載のように少しずつ執筆したものを公開していくことは可能です。

販売ページのカスタマイズ

こちらも利用されている方が少ないために削除いたしました。
ただし、ユーザー様のページはそれぞれ特色がある方が良いかと思いますので、また違った形でカスタマイズはできるようになる可能性があります。

工事中の機能

今回、工事中としているリストの中には、3つの分類があります。

  • 実装が決まっていて、早い段階で実装されるもの
  • 実装が決まっているもの
  • 他の方法を試験しているもの
  • 実装を検討しているもの
機能名現在の状況
オリジナルPDF/EPUBアップロード公開しました!
「PDF・EPUB更新」の「自作PDF・EPUBファイルインポート」からご利用になれます。
PDFアップロード公開しました!
「インポート」からご利用になれます。
ZIPアップロード公開しました!
「インポート」からご利用になれます。
ダウンロード数カウント公開しました!
「マイページ」からご利用になれます。
コメント検討中
読者登録工事中
リアクション工事中
いいね!工事中
カテゴリ検索google検索で試験中
作家検索google検索で試験中
作品検索google検索で試験中

PDFのアップロード機能については有料ユーザー様向けの機能ということもあり、早い段階で実装を行います。今回、ご不便をおかけいたしまして申し訳ございません。1〜2週間程度はご不便をおかけするため、4月分の有料プランの料金については無料にさせていただきます。詳細は4月分プレミアムプラン無料化のお知らせをご確認下さい。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、開発に遅れが生じております

ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。なるべく早く機能追加できるようにいたしますが、当初予定より2週間程度遅れる見通しです。

いいね!や読者登録など、実装が決まっているものについてはできる限り早い段階で実装いたいます。こちらについては時期が分かり次第上記の表を更新する形で公開させていただきます。

検索機能は現在、googleの検索エンジンを使ったパブー内検索を試験中です。オープン直後はgoogleがまだPuboo内の全ページを把握できていないため、おそらくほとんど機能しないと思いますが、数日後には作家名や作品名、カテゴリなど、自由なキーワードで自由に検索ができるようになるのではないかと考えております。

検討中の機能については、2つの意味合いがあります。

ブログインポート機能については、使っている人が少ないため機能廃止かどうかを検討しています。コメント機能については、そもそもSNSで自由にコメントなどができる今、コメント機能をオリジナルで実装する必要あるのか?という悩みがあります。

ただ、読者の感想を著者に届ける機能は必要ですし、今までにもらったコメントなどは削除しておりませんので、SNSなどとは異なった新しい機能として再リリースしようかと考えています。

変更された機能

プロプランはプレミアムプランに名称変更

上記のような変更や機能削減があるため、今までと同じプラン名では誤解を生む可能性があるため、リニューアル後は「プレミアムプラン」と名称変更を行いました。

価格については以前は540円だったのですが、消費税増税に伴い550円に変更しております。
一部の機能削減いたしましたが、外部ストアの配信数制限などを撤廃し、Kindleなどで何冊でも配信できるようになりました。

多数書籍を配信したい方などにプレミアムプランはぜひ使っていただきたいと思います。

Kindle(外部ストア)配信数の制限をなくしました

以前は、10タイトルまでしか配信することができませんでしたが、3/30より、配信数が無制限となりました。これにより制限なく外部ストアに配信することができます。

ただし、後述のように配信後2ヶ月は修正ができないため、配信前には念入りな確認をお願いします。

プレミアムプランに最低契約期間を設定

3/29までにプロプランを契約した方には最低契約期間はございません

リニューアル前にプロプランを契約いただいた方には最低契約期間がございません。そのため、必要であればいつでもプロプランの退会が可能です。ただし、退会後に再度プレミアムプランをご契約いただいた際には、最低契約期間が発生します。

今回、12ヶ月の最低契約期間を設定いたします。
550円が12ヶ月ですので、最低6600円が必要となります。

今後プレミアムプランに契約いただく方にはご不便をおかけしますが、年間6,600円以上の価値を見出していただけるサービスを作っていきますので、どうぞよろしくお願いします。

特定商取引法の表示が不要になりました

パブーは著者と読者をつなぐ仲介サービスでした。そのため、販売主である著者様には特定商取引法に基づく表記の表示が義務付けられておりました。

今回のリニューアルではパブーが販売主体となり電子書籍を販売するため、著者様の個人情報などを公開する必要はなくなりました

これにより、ペンネームで活動されている方にも使いやすいサービスにすなりました。

パブーが販売主体になることによって変わる変更点については、特定商取引法に基づく表記の表示が不要になりましたの記事で確認をお願いします。

99%のユーザー様には関係ないですが、一部のひどい方への対策のために設定したもの

基本的に制約ではなく、自由の中で創作活動をしていただきたいのですが、一部の方によって他のユーザー様の出版手続きが遅延するなどの支障がでております。

そのため、下記2点の設定を行いました。

絶版時に費用がかかる場合があります

外部ストア及び紙の本の出版のみに関する事項です

パブー内で販売する書籍については、公開も非公開も削除にも費用はかかりません。

普通に出版したいと思う方には信じられないことかと思いますが、「Amazonに書籍が掲載された瞬間に絶版申請」する方がおられます。「Amazonに載った!」というネタのために出版申請をされるのです。これでは、弊社だけでなく、取引先にも迷惑がかかります。

そのため、絶版時に一定の販売数が無い場合に限り絶版の際に事務手数料を頂戴することにいたしました。電子書籍の場合10冊未満の時に2,000円、紙の本の場合は30冊未満の時に8,500円です。

紙の本の絶版は高く感じるかもしれませんが、販売を続けることに費用は不要です。出版を通じて、自らの書籍を多くの人に届けたい方とお付き合いをするために設定いたしました。

Kindle(外部ストア)配信後2ヶ月は修正ができなくなりました

誤字脱字チェックを念入りにされている方には影響ございません

99%の方にとって、出版の申請前には念入りに文面を見直していただき、確認後に申請をいただきますので、全く問題は無いかと思います。

わざわざ「修正できない」と明示することになったのは、配信の申請直後から誤字脱字等で1日(場合によっては数時間)おきに修正のご連絡をいただく方がいるためです。こういった状態では他の著者様の申請の対応に大きな影響がでます。

「2ヶ月修正できない」となると以前より念入りに確認していただけるかなと思い、今回はこういった形にいたしました。


以上がリニューアルによる変更点となります。10年間に起こったあらゆることへの対応を一気に行ったため、把握しきれない部分も多いかと思います。
ご不明な点についてはお気軽にお問い合わせよりお問い合わせください。

引き続きパブーをよろしくお願いします。