パブーのリニューアルに伴い、サービスの利用規約を変更いたしました。
今までパブーは著者自身が電子書籍を販売するための仲介プラットフォームという位置づけだったため、販売主体である著者様が特定商取引法に基づく表記の記載が必須でした。
今回の利用規約改定によって、著者様は著作権をもったまま、パブーに著作物の販売を委託※1するという形に変更を行いました。これによって、販売主体がパブーになりますので、著者様の特定商取引法に基づく表記の記載は不要となります。
※1 非独占的な販売委託ですので、著者様は他で自由に販売する権利はもったままとなります。あくまで「パブーを通じての販売のみを任せる」ということです。
パブーが販売主体になることによって変わる変更点
著者様が直接販売するという形から、パブー(デザインエッグ株式会社)が販売主体になることによって、著者様個別で特定商取引法に基づく表記を記載していただく必要はなくなりました。
ただし、この変更によって他の部分でも変更点がございます。
消費税表記の変更
販売主体がパブーになることで、消費税の納税が必須となりました。これにより、書籍価格に消費税が必要となります。今まで販売していた書籍には一律10%の消費税がかかり、100円で売っていた本は110円での販売となります。
法律で決まっていることなので仕方ないことではございますが、読者様の負担が増えてしまうことに関しましては大変申し訳なく思います。
源泉徴収税の徴収
個人の方が原稿料などの名目で報酬を受ける場合、源泉徴収税が発生します。所得税の一種です。
これらは確定申告をすることで戻ってくることが多いので、確定申告をすることをおすすめします。
確定申告や源泉徴収税の仕組みについては国税庁にお問い合わせください。
キャンセル対応
著者様が販売主体の時はキャンセルや返金の権限は著者様にございましたが、販売主体が変わることによって、キャンセルの対応などはパブー側で利用規約に則って行います。
以上が大きな変更点となります。
ペンネームで記載している書籍なのに、著者様本人の個人情報を公開しないと販売ができない以前の形はとても使いにくいサービスだったと思います。今回の変更によって、ペンネームで書籍を執筆している方も、個人情報を公開せずに本が売れるようになりました!しかしながら、販売主体が変わることによって今回の様な変更も発生し、消費税に関しましては読者様負担が増えることになってしまい大変心苦しく思っております。
パブーは電子書籍だけでなく紙の本の出版も可能になり、著者様の作品をより多くの方に手にとってもらえるように今後も力を入れてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。