長安残照

長安残照

販売価格:220円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2014年02月27日
ページ数 PDF:117ページ
内容紹介

天平時代の遣唐使の物語。
8世紀の日本は、平城京を都として穏やかに過ごしていたが、突如国際関係が激変する事態に直面する。
ちょうど中国北方に高句麗遺民を名乗る渤海国が登場、唐や新羅と対立を深める中、日本に友好を求めてきたのである。
渤海使を饗応する能登国守・多治比真人広成は、ここで判断を誤れば国を左右しかねないと憂慮を深める。
中央政府は、相変わらず国内での権力闘争に終始するが、その後渤海が唐と戦火を交えかねないことが伝わり、ようやく事態打開のための遣唐使派遣を決定する。
大使には多治比真人広成が選ばれる。唐、新羅、渤海の中にあって難しい綱渡りが課された。

広成たちは途中海難にあうものの、無事に広州にたどり着き、幾日かを経て、唐の都長安へと入る。
そこで広成が目にしたのは、平城京の4倍はある巨大な長安の甍、肌色様々な無数の人々の往来であった。
あまりにも規模の違う世界に広成は圧倒される。

長安には幾人かの日本人が在唐していた。多治比氏に縁のある井上真成もその一人であった。

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