泉鏡花 現代語訳集2 高野聖

泉鏡花 現代語訳集2 高野聖

販売価格:220円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2019年11月03日 3年以内
ページ数 PDF:59ページ
内容紹介

泉鏡花の代表作の一つ「高野聖(こうやひじり)」の現代語訳。

【あらすじ】

若狭へ帰省する列車で、私は高野山に籍を置く旅の僧と道連れになった。

僧が常宿としている香取屋の床の中、夜が更けるまで寝ることのできない私が、諸国を修行で巡り歩いた中でのおもしろい話をして欲しいと請うと、彼は若い時分に飛騨の山越えをした時の不思議な物語を聞かせてくれた。

ある理由から、敢えて人通りの絶えて久しい旧道へと踏み入った僧が、命からがら辿りついた山奥の一軒家に見たのは、白痴と思われる若者と、都でも珍しい妖艶な美女の姿だった。

女から受けたもてなしの嬉しさと、彼女の境遇への同情から心乱れ、眠れないまま空が白むのを待ち焦がれていた僧は、板戸一枚に隔てられた外で、さまざまな獣のようなものがうごめく気配をはっきりと感じたのである。

目次
十一
十二
十三
十四
十五
十六
十七
十八
十九
二十
二十一
二十二
二十三
二十四
二十五
二十六
あとがき
奥付
奥付