霰ふる(あられふる)‐泉鏡花 現代語訳集別冊56

霰ふる(あられふる)‐泉鏡花 現代語訳集別冊56

販売価格:60円 (税抜)
状態 完成
最終更新日 2016年08月31日
ページ数 PDF:17ページ
内容紹介

【あらすじ】

若いのと、少し年の上なのと…

この二人の婦人は、民也にとっては、彼がこの世に生まれてくる前の世から何か縁があると見える。ふとした時、思いもかけないところへ、夢のように姿を現す―

実際にそれが夢だった事もないではない。けれども、夢の方は、またか…と思うだけで、取り留めもなく、すぐに陽炎の乱れるように、記憶の裡から消えて行く。

しかし、目の前に、ありありとその二人を見た経験は、いつになっても忘れぬ

民也が、はじめてその姿を見たのは、彼が九ツか十の年、霰の降った夜更けの事であった―

目次