泉鏡花 現代語訳集18-1 婦系図[前編](おんなけいず ぜんぺん)

泉鏡花 現代語訳集18-1 婦系図[前編](おんなけいず ぜんぺん)

販売価格:400円 (税抜)
状態 完成
最終更新日 2016年08月28日
ページ数 PDF:110ページ
内容紹介

【あらすじ】

参謀本部でドイツ語の翻訳官を勤める早瀬主税は、師であり恩人でもある文学士酒井俊蔵に秘して、お蔦という芸妓上がりの女と暮らしている。

それが露見する、あるいは既にしたのではないかという心配に加え、新たに生じた懸念は、友人河野英吉と酒井の一人娘妙子との縁談。一族の繁栄のため、娘たちを餌にして婿を釣るような家へなど、断じて妙子はやりたくない―というのである。

そんな鬱屈した気分で薬師の縁日をぶらついている時、早瀬は思いがけず師に出くわし、付いて来いと言われて酒井馴染みの芸者屋へ行った。

そこで恐れていたことが現実となり、娘の縁談を何故邪魔するのだ―という叱責とともに、女を捨てるか、それとも師を捨てるか―という選択を迫られたのであった…

早瀬と、彼を取り巻く女たちを中心に描き出される、絢爛たる人間絵巻の前編。

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